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22歳の思うこと。


親孝行

『親孝行』って、具体的に何をすれば良いのでしょうか。




大学4年間、サークルとゼミに追われて、外の生活を満喫してきたわたし。

でも、サークルもゼミも終わって、時間が出来て、今までの生活をゆっくり振り返ってみた時に、
唐突に、「親孝行したい!」と思い始めました。


FPの試験を受けたせいもあるかもしれないけど、
これまで、わたしと兄のために、両親がいかに頑張って働いてきたかを見にしみて実感し、
来年から社会人になるのを良い機会に、わたしが両親のために出来ることはないかと感じたのです。


大学から疲れて帰ると、そこに母がいるのが当然だった。
父が毎朝5時におきて会社に行くのも当然だった。

でもそこには、20何年間もひたすら家事に打ち込んできた母の姿があったり、
毎朝3時間かけて通勤している父の姿がもうすぐ40年目になろうとしていたり。
信じられないくらいの年月を、家庭のために、それぞれの形で、費やしてきた両親の姿がありました。


それなのに、同じ年代の女の子がそうであるのと同じように、わたしは父と距離を置いたり、母親に対してムスっとした不機嫌な態度ばかりとったり。





だから、親孝行しなきゃって思い始めた。

母親の家事を突然手伝い始めたのもそのため。
母親に「どこかに出掛けよう」って誘うことが多くなったのもそのため。
父親にちゃんと「おはよう」と「おかえり」を言うようになったのもそのため。
父親の目を見てちゃんと会話しようとし始めたのもそのため。




『親孝行したい!』って思って、すぐに親に大金を渡して「旅行でも行って!」とか言えるわけもないし、
日々の生活の中で、少しでも両親が楽しみを見つけられるように何かするしか、
今のわたしに『親孝行』の方法はない。


親だから、そうやって心がけていてもやっぱり「やつあたり」とかしてしまうことはあるけれど。
両親と笑い会える時間を少しづつ増やしていけるといいな。。。
# by rinney | 2007-02-12 21:06 | 独り言


カレー

作りました。




最近、ダイエット中なのにドカ食いしてる。。。
はふう。『いい女になろう』計画、実行中なのに。

美味しいものにはなかなか弱いです。



それでカレーです。



わたしの母は専業主婦なので、家事全般ぜんぶ、ちゃちゃっと一人でこなしてしまいます。
それに甘えてわたしはこれまで22年間、ほとんど家事をしない女でした(恥ずかしくて大きな声で言えない。。。)


でも今は、サークルも引退して卒論も終わって、とても時間があるので、
母親の手伝いをしながら家事の勉強中。



それで、今日は一人でカレーを0から10まで一人で作ってみました。


まあそこまで不器用ではないので、ちゃんと作れましたが・・・
母親は何十回も様子を見に来ては、手を出し口を出し(笑)

わたしってそこまで心配されてるのか。。。とほほ。




でも、家事、始めてみると楽しいです。
朝日を浴びながら洗濯物を干すのは、寒いけれど気持ちいいし。
アイロンかけるのは時間がかかるけれど、シャツがピシッとすると嬉しい。
でもやっぱりやること多くて大変で、母親ってすごい!!と思います。




今度は生姜焼きを一人で作れるようになりたいなー♪
# by rinney | 2007-02-09 00:27 | 日記


靖国神社

社会人になるまであと2ヶ月弱、
毎日有意義に過ごさなきゃ!と思って、色んなことをしています。


さてさて、今回の日記はすごく重いし暗いです、すみません。
苦手な方はどうぞお戻りください(笑)




靖国神社、みなさん行ったことありますか?
わたしは以前から行ってみたかったんです。
そしてようやく、昨日、母親と二人で行ってきました。





靖国は行ってみてびっくり。

“○×翼賛会”とか“△□愛国会”とか、トラック並に大きな改造車がズラッと並んでいて、国旗を服にあしらった強面のお兄さんがぞろぞろと歩いていました。

機動隊や警察の方々もいっぱいいた。。。





神社はでっかいし、怖そうな人もたくさんいるし、正直最初は私は恐ろしかったです。

危ない思想の人たちがたくさんいるのかな。。。とか思って(←偏見でした、すみません)。




でも、神社に参拝して、靖国の記念館だか博物館だか(?)みたいなのを1時間くらい見学して、すごく衝撃を受けました。



ここからは大分重い内容になりますが。。。
日本人なら靖国神社は一度は行ってみた方がいいなと思います。




古代から近代までの日本での争い・戦争の歴史を、展示で辿っていきます。

戦争をやりたいなんて、多分わたしは死んでも思わないけど、
一人ひとりの命が幾重にも積み重なって今の世界があるんだなと感じました。



靖国神社の記念館(?)で最も印象に残ったのはやっぱり近現代ゾーン。
戦地だった沖縄から回収された遺品が、衝撃的でした。
穴が開いたヘルメットやメガネ、グローブが所狭しと…。
医薬品の瓶には、薬品と思われる液体が入ったままのものも展示されていました。
戦地へ行く青年に持たせたと思われるお守りは、(多分糸が無かったのでしょう)女性の髪の毛で縫ってあるものもあります。




靖国神社に祭られている戦死者たちの顔写真がズラーっと並んでいたのにも胸がつまりました。
そこでふと目に入った写真の男性の横に簡単なプロフィールがあり、「立教大学卒」と書いてありびっくりしました(わたしは立教大学在学中なのです)。

どうやら特攻隊として出陣したようで、その人の書いた遺書も展示されており、全て読んでしまいました。

遺書は奥さんと娘さんに当てたもので、「自分が死んでもいつでも見守っている」ということが書いてあったのですが…





不覚にも涙が出ました。







靖国神社に行って、韓国や中国との間の靖国問題について何が問題になっているのかが、なんとなくわかった気がします。


日本のやったことは残酷だったし非道だったし、それはどんなに言い逃れしたからって逃れられない事実だから、わたしたちはそれを背負って生きていくしかないけれど、

だからこそ靖国神社は必要だな、と思いました。

今までは、靖国参拝する歴代首相を見て、
「韓国や中国があんなに興るんだから、余計なことしないで大人しくしていればいいのに」
という感じで、公人の靖国参拝にはわたしは『反対』の立場だったのですが、

A級戦犯が祀られているから参拝してはいけないんだ、とかじゃなくて、
どのような形であれ、失われていった命を忘れてはならないという意味で、靖国参拝は必要なことのように今では感じています。


古代から現代まで、バカらしい理由できっかけになった争いもたくさんあったかもしれないけど、
悪いところも良いところも全て含めて、今の自分の生活が成り立っているのは、たくさんの犠牲があったからこそだと思います。




靖国神社を訪れるのは日本人だけじゃなくて、多くの外国人観光客も立ち寄るようで、
同じ見学者の中には、ヨーロッパからと思われる観光者もいました。

英語で話しかけてみればよかったかな。。。
あの外国人さんは、あの場所で、何を感じたんだろう。



記念館を出て、広い境内を母と二人でのんびり歩いていたら、
境内の中を歩く“○×翼賛会”の強面お兄さんも、なんとなく「何気に好い人そうじゃん!」とか思って話しかけたくなりました。

右翼とか左翼とか色々あるけど、「あー、あの人たちも平和な世界を祈ってるだけだよね」って思ったり。
「良い日本を作りたいだけだよね」って思ったり。




今、社会に出る前に、あの場所を訪れることができて本当に良かったと思います。
# by rinney | 2007-02-09 00:20 | 日記


恋とは

今読んでいる小説の中で、印象に残っている件です。 





誰もが恋をすることによって、自分自身の欠けた一部を探しているものだ。

 だから恋をしている相手について考えると、多少の差こそあれ、いつも哀しい気持ちになる。

 ずっと昔に失われてしまった懐かしい部屋に足を踏み入れたような気持ちになる。







 
すべての物体は移動の途中にある。

 地球も時間も概念も、愛も生命も信念も、正義も悪も、すべてのものごとは液状的で過渡的なものだ。
 
 ひとつの場所にひとつのフォルムで永遠に留まるものはない。

 宇宙そのものが巨大なクロネコ宅急便なんだ。



                                     村上春樹 『海辺のカフカ』より





 今この時間にいる自分という存在は、いろんな成功や失敗を繰り返しながら、色んな経験をしながら、色んな人に出会いながら、どこかへ向かってずっと歩き続けているのでしょうね。
# by rinney | 2007-02-03 14:14 | 教訓


今日の教訓

 『反省』することと、『くよくよすること』は違う

 『反省』することと『凹む』ことは違う

 
 その辺、もっとちゃんと理解しておくべき。
# by rinney | 2007-02-01 00:58 | 教訓

    

日々感じていることを素直につづります。
by rinney